映画『ザ・トゥルー・コスト』はどこで観られる?配信・無料視聴・DVD・上映会と自主上映の料金【2026年最新】

「ザ・トゥルー・コストはどこで観られる?」と探してこのページにたどり着いた方へ、最初に結論をお伝えします。

日本の配信サービスでは観られません。 Netflix、Amazonプライムビデオ、U-NEXTのいずれにも、見放題・レンタルともにありません。いま観る方法は、①製作会社の公式YouTubeで無料で観る(音声・字幕とも英語)、②日本語字幕つきの個人鑑賞用DVDを買う、③各地の上映会に行く、④自分で上映会を開く——の4つです。

2013年にバングラデシュで起きた縫製工場の崩落事故をきっかけに、アンドリュー・モーガン監督がファッション産業の裏側を追った93分のドキュメンタリーです。公開から10年たったいまも、日本各地で上映会が開かれ続けています。この記事では、いま観るための方法と、自分で上映会を開く場合の料金までまとめます。

配信・DVDの状況

配信なし・公式YouTubeで無料・DVD・上映会という4つの観る方法を示した図

2026年9月時点で、この映画は日本の定額配信にもレンタル配信にもありません。無料で観るなら製作会社の公式YouTube、日本語字幕で観るならDVDか上映会、という形になっています。

観る方法 取り扱い
Netflix なし
Amazonプライムビデオ なし(「このタイトルは現在ご利用いただけません」と表示)
U-NEXT・Hulu・Lemino など なし
YouTube(製作会社の公式チャンネル) あり(本編を無料公開・音声と字幕は英語)
DVD(日本語字幕つき) あり(個人鑑賞用3,500円・税別)
映画館 一般公開は終了
上映会 あり(各地で開催・自分で開くことも可能)

※2026年9月時点。配信状況は変わることがあるため、最新は各サービスでご確認ください。

かつては動画配信サイトで日本語字幕版のレンタルがありましたが、現在は取り扱いが終わっています。配給元ユナイテッドピープルが案内しているのも、DVDの販売と上映会の開催の2つだけです。

無料で観る方法(英語のみ)

監督アンドリュー・モーガンの製作会社 Life Is My Movie Entertainment が、本編をYouTubeで無料公開しています(2022年5月から公開・約92分)。公式の公開なので、安心して観られます。

ただし音声は英語、字幕も英語の自動生成のみです。YouTubeの字幕設定から日本語の自動翻訳を表示できますが、機械翻訳なので専門的な話は読み取りづらくなります。

英語に不自由がなければこれで十分です。日本語できちんと観たい場合や、人を集めて観る場合は、次のDVDか上映会になります。

この映画はなにを描いているのか

2013年4月、バングラデシュの首都ダッカ近郊で、縫製工場が入った商業ビル「ラナ・プラザ」が崩落し、1,100人を超える人が亡くなりました。働いていたのは、欧米向けの安価な衣料を縫う人たちでした。この事故の報道を見たアンドリュー・モーガン監督が、「自分が着ている服は、誰がどんな条件で作っているのか」を追いかけた作品です。

カメラは、パリやニューヨークのランウェイから、バングラデシュの縫製工場、インドの綿花畑と皮革工場の汚染された川、そしてアメリカの古着が大量に流れ着く土地までを追います。服の値段が下がり続けてきた一方で、その分を誰かが払っているという構図を、一本の線でつないで見せる映画です。

登場するのは、フェアトレードブランド「ピープル・ツリー」創設者のサフィア・ミニー、環境活動家のヴァンダナ・シヴァ、デザイナーのステラ・マッカートニー、心理学者のティム・キャッサーら。作り手を責める映画でも、買い物をやめろという映画でもなく、「この仕組みをどう変えるか」を考える材料を並べる作り方をしています。

告発の色が強い場面もあるため、観たあとに話したくなる人が多い作品です。上映会で、鑑賞後に感想を交わす時間が設けられることが多いのはそのためです。

東京・埼玉・神奈川・山梨で予定されている上映会

てんぐシネマ倶楽部では、1都3県の自主上映会情報を毎日自動で集めています。『ザ・トゥルー・コスト』の上映会が見つかっている場合は、以下に表示されます。

東京・埼玉・神奈川・山梨で予定されている上映会2件(2026年9月25日時点)

全国の上映会は全国の上映会情報(cinemo)で確認できます。近くで開かれていないときは、自分で上映会を開くという方法もあります。

2026年9月22日時点では、山中湖(9月26日)と神田(9月30日)の2件が見つかっています。1都3県で見つからないときも、cinemoの作品ページに全国の上映会情報が載っています。

DVDで観る

日本語字幕つきのDVDは、配給元ユナイテッドピープルから購入できます。

種類 価格 送料
個人鑑賞用DVD 3,500円(税別) 370円(日本国内)
教育機関・図書館用DVD 30,000円(税別) 370円(日本国内)

個人鑑賞用は、クレジットカード・PayPal・銀行振込で購入できます。教育機関用は銀行振込のみです。

ただし、個人鑑賞用のためこのDVDでは上映会を開けません。みんなで観る場合は、次の「自分で上映会を開く」の申し込みが必要です。

自分で上映会を開く

「服の買い方を見直すきっかけにしたい」「学校や地域で話し合う場をつくりたい」という場合は、自分が主催者になる道があります。申し込み窓口は、配給元ユナイテッドピープルが運営するcinemo(シネモ)です。

上映料はいくらか

83人までは上映料が実質一律で、84人以上は来場者数に応じて上がることを示した図

上映料は1日あたり最低保証55,000円(税込)で、動員人数×660円がそれを上回ればそちらを払います。つまり83人までは実質一律55,000円です。

項目 内容
最低保証(1日ライセンス) 55,000円(税込)/1日
人数制 動員人数 × 660円(税込)
適用ルール 動員人数×660円が55,000円を上回る場合は、そちらを適用
ピープル・ツリー取扱店 最低保証が44,000円(税込)に割引
入場無料の会 参加費の有無にかかわらず動員人数で精算

チケットを1,500円にすると、37人で上映料を回収できる計算です(2026年9月時点。最新の条件は申し込み時にcinemoでご確認ください)。

93分なので、上映後に感想を話す時間をとるなら、全体で2時間半前後の枠をみておくと組みやすくなります。会場費や宣伝費も含めた収支は、当サイトの収支シミュレーターで確かめられます。

『ザ・トゥルー・コスト』の上映料でシミュレーションする

上映料を入れた状態で開きます。会場費やチケット代はあとから変えられます。
通常の1日ライセンス(最低保証55,000円と動員×660円の高い方)を入れてあります。ピープル・ツリー取扱店の割引は含みません。

上映素材と注意点

JASRACへの音楽使用申請は不要です。そのほかの条件は次のとおりです。

  • 上映素材——オンライン(ストリーミング)・DVD・ブルーレイから選べ、いずれも字幕版
  • 上映の形——対面の会場上映のみ。Zoom配信のようなオンライン上映会はできない
  • 宣伝材料——チラシ(B5・100枚)とポスター(B2・3枚)を買い取りで注文できる
  • 送料——素材の送料は全国一律520円(税込)。オンライン素材だけで宣伝材料を頼まない場合は無料
  • 素材の返送——上映後7日以内に元払いで返送
  • 支払い——上映料は上映終了後に銀行振込
  • キャンセル——申し込みフォーム送信後はキャンセル不可。主催者の都合で中止しても上映料がかかる
  • 年間ライセンス——対象作品。定期上映する施設向け

申し込みはcinemoの上映会申し込みページから。会場探しから告知、当日の運営までの段取りは、自主上映会の開き方 完全ガイドにまとめています。

作品の基本情報

項目 内容
作品名 ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償~
原題 The True Cost
製作 2015年/アメリカ
上映時間 93分
監督 アンドリュー・モーガン
プロデューサー マイケル・ロス
製作総指揮 リヴィア・ファース、ルーシー・シーゲル
出演 サフィア・ミニー、ヴァンダナ・シヴァ、ステラ・マッカートニー、ティム・キャッサー、リック・リッジウェイ ほか
日本公開 2015年11月14日(渋谷アップリンク)
配給 ユナイテッドピープル

よくある疑問

Netflixで観られますか?

観られません。2026年9月時点で、Netflixの日本のラインナップには入っていません。過去に配信されていた時期があるため古い記事が残っていますが、いまは対象外です。

Amazonプライムビデオにはありますか?

ありません。Amazonプライムビデオの日本のページには作品ページ自体はありますが、「このタイトルは現在ご利用いただけません」と表示され、見放題でもレンタルでも再生できません。

無料で観る方法はありますか?

あります。監督の製作会社 Life Is My Movie Entertainment が、YouTubeで本編を無料公開しています。ただし音声は英語で、字幕も英語の自動生成のみです。日本語は自動翻訳での表示になります。

日本語字幕で観たいのですが

DVDを買うか、上映会に行くかの2つです。上映会で使われる素材はすべて字幕版なので、上映会なら日本語字幕で観られます。このページの上映会一覧は毎日自動で更新しています。

個人鑑賞用DVDで上映会を開けますか?

開けません。個人鑑賞用DVDは家庭で観るためのものです。上映会には、cinemoから上映の申し込みをして、上映用の素材を借りる必要があります。

学校の授業やゼミで使えますか?

使えます。教育機関・図書館向けのDVD(30,000円・税別)が用意されています。授業を超えて人を集める上映会にする場合は、cinemoから上映の申し込みをしてください。許可まわりの基本は上映許可かんたん診断で確認できます。

上映会を開くのに資格はいりますか?

いりません。個人でもサークルでも、cinemoから申し込めば開催できます。手順は完全ガイドにまとめています。

まとめ

上映会の会場で、スクリーンの光を受けながら並んで座る人々の後ろ姿

  • 日本の配信サービス(Netflix・Amazonプライムビデオ・U-NEXTなど)では観られない
  • 製作会社の公式YouTubeで本編を無料公開。ただし音声も字幕も英語
  • 日本語字幕で観るなら、個人鑑賞用DVD(3,500円・税別)か上映会
  • 自分で開く場合は83人まで実質一律55,000円。JASRACへの申請は不要
  • 1都3県の上映会情報はこのページで毎日自動更新

上映会を探すなら上映会一覧から、開く側に回るなら上映会を開くへ。暮らしと環境をテーマにした『プラスチックの海』、『もったいないキッチン』、『シード〜生命の糧〜』もあわせてどうぞ。

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